2016 東京支店 プロモーションセミナー開催
6月21日・22日、東京支店主催の東光プロモーションセミナーがTOKO Lab.(東京都品川区)にて開催されました。
講師に宇賀神敦子(うがじん あつこ)先生をお迎えし、各日ラッピング講習と仏事講習、チーム対抗ディスプレイ対決、スイーツを楽しみながらのディスカッションが行われました。また、別室ではイベント商品・通年品の内見会が同時開催されました。
宇賀神敦子(うがじん あつこ)先生
(社)全日本ギフト用品協会認定講師、AFT文部科学省認定 色彩コーディネーター、JAPAN CAKE SHOW TOKYOディスプレイ部門審査員、栃木県洋菓子協会作品展審査員等多数の資格、受賞歴をお持ちになり、ラッピングおよび店内装飾・レイアウト等の悩み相談と現場提案、さらには企業のディスプレイをご担当、ご指導されるなど幅広くご活躍。
「高効率・高付加価値」「現場重視」のラッピングを得意とされる。
午前中はラッピング講習からスタート。宇賀神先生は現場重視の観点のもと「値段」「使用場面」を設定した実践的な「売れるラッピング」の授業をしてくださいました。
4種の包材を題材に、お客様に手に取っていただけるラッピングの見せ方、無駄の無いリボンの使い方、包材に適したリボンの選び方を具体的にレッスン。さらに教材のリボンの1つは先生のご提案で遊び心ある畳の縁を使用。
身近な物の上手な利用方法もお話してくださいました。
4種の包材の中には、変則的な形状も題材に。ラッピングは「結ぶ」だけじゃなく「貼る」「差し込む」もありますとお話され、「差し込む」方法を使用したラッピングの簡易さと仕上がりに会場から感嘆の声があがりました。
授業はディスプレイに向く包材のラッピング方法で締めくくり、盛りだくさんな内容となりました。
午後は仏事用新商品「Bucca」を使用しての仏事の講習。
弔事・法事の熨斗の種類やルールなどをご講義くださいました。東日本と西日本、地域によっても形式は異なるとのこと。仏事と祝事の包装の使い分けについても教えてくださいました。参加者様からは過去の体験談や相談が持ち上がり、形式を踏まえた上でのお客様対応など具体的にご説明頂きました。
ディスプレイ講習は、「思わず手にとりたくなるディスプレイ」が課題です。
午前の講習で作成したラッピングを使用し、テーブルごとのチーム対決が行われました。以前も行われたこの講習は参加者様からの人気が高く、今回リバイバル。初顔合わせの参加者様もいつの間にか和気あいあい、大変な盛り上がりを見せておりました。
完成後に発表の時間が設けられ、各チームごとに先生に講評をしていただきました。
お客様が手にとりたくなる構成の方法から、小さなお子様や非売品のディスプレイを手に取られた場合の対応など現場に即したアドバイスも教えてくださいました。
最後の講習はディスカッションの大会。こちらも以前に人気があった講習です。
今回はケーキを食べながらのお茶会形式で行われました。「商品の動きを良くする工夫の成功事例」「一番売れている商品と価格」「夏のディスプレイ」をテーマに各テーブルで意見を出し合い、代表者が発表。保冷剤や箱代は有料か無料かという先生からのお題にも活発な意見交換が行われました。
講習の最後に先生は総評され、時代の変化はありますが、ご進物や五感に響くラッピングができるお店はそれを売りとして強いお店になります。自信をもってがんばってください。との言葉で講習を締めくくられました。
別フロアで同時開催されている内見会は、冬・通年の新商品を中心にキャラクター商品なども展示。
カタログに掲載されているラッピングのままの状態を手に取ってご覧いただき商品を体感していただきました。