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お知らせ

2017 関東営業部 プロモーションセミナー開催

今年も関東営業部主催の東光プロモーションセミナーがTOKO Lab.(東京都品川区)にて開催され、梅雨の重い曇り空が広がる6月27日・28日の2日間、多くの方に参加していただきました。
毎年趣向をこらした講習が企画されておりますが、今年はディスプレイ講習、熨斗講習、ミニラッピング講習、ディスカッションと盛りだくさんの講習内容で開催されました。

【 AM 】
●講師 株式会社 美の丈(みのたけ)様
「美しさ」の「丈」を追求する会社。
事業内容:ディスプレイ事業・什器製作事業の2面展開。
ディスプレイ事業では全国のディスプレイセッティング、施設出店のサポート、「見せる」を「魅せる」に変換できるように。 什器製作事業ではオンラインショップなどで店舗さんの意見を集約しケーキトレイなど「あったらいいな」を形にしています。
スタッフは電気設備、木工加工、樹脂加工、印刷等ものづくりの職人と、商品企画、トータルデザイン、設計、撮影などのクリエイトな専門スタッフの合計8名(H29.5現在)の少数精鋭の会社です。

 

午前中のディスプレイ講習では前半の3時間で「ディスプレイで大切な3つのこと」として、「らしさ」「楽しさ」「おいしさ」をピックアップして説明してくださいました。
特に「らしさ」は多くのお店で理解が難しいということで、熱の入った講習をしていただきました。
今回の講習に参加されたお客様は事前に自店の店頭写真を撮影、イメージの自己評価をしていただき、講習内ではその写真を他参加者が見て評価するという、今までにない試みが行われました。多くの方が今まで自分が考えていた自店のイメージと他者(お客様)の目から見た時のイメージとの違いに驚いておられました。

 

 

 

午前中後半は3組の希望者が用意された10のテーマから1つを選び実際にディスプレイを作製、他参加者が何をテーマにしたかを当てる授業を行いました。「明るくて元気な感じ」「アットホーム」「ナチュラル感」「さわやかな清潔感」など、異なる言葉でも似通った要素を持つテーマに対して、「木材を使ってディスプレイしていたのでナチュラルに見えた」「使用されている色の数が多いので元気な感じだと思った」等、作製者が意識していなかった部分での第三者の意見には新たな発見が多かったようです。

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【 PM 】
●講師 宇賀神 敦子(うがじん あつこ)先生
比較的平易なテクニックを多用しての『高効率・高付加価値』『現場重視』のラッピングを得意とし、地域・客層等にマッチした販売提案で親しまれています。店舗訪問によるラッピング及び店内装飾・レイアウト等の悩み相談と現場提案、様々な企業のディスプレイを担当、指導されています。

 

 

 

 

昼食を挟んで午後、まずは宇賀神先生のラッピング講習から。
今回は「生菓子に使っている容器をギフト菓子に変身させたい」と昨年発売のインライン容器のラッピング、また「透明容器(PVCカレ)でクッキーをただ並べているものを付加価値をつけて販売したい」と透明シート成型容器のPVCカレのラッピングを見せてくださいました。

 

 

 

 

 

まずは不織布風呂敷を使用したラッピング方法を。和菓子店では現在でも見ることが多い不織布風呂敷ですが、参加されていたのは洋菓子店様が多くあまり風呂敷になじみがない様子でした。インライン容器など円筒形の物を包む時には手元を大きく映した画面を皆様じっと見つめながらコツをつかもうと真剣な表情でした。

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続いてインライン容器とセロファンを使用した雪だるまモチーフのラッピング。
カーリングリボンとモールを使用して季節感のあるラッピングの完成です。過去の講習では今までラッピングには使用されていない素材を持ってきてくださっていた宇賀神先生ですが、今年は手芸用品の目玉が登場。両面テープで貼り付けてかわいいスノーマンを完成されました。
最後はカレの2段重ねラッピング。折り紙を効果的に使用し、シンプルな詰め合わせをボリュームのあるギフトに変身させていただきました。

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続いて多くのお店で良くわからずに悩むことの多い熨斗についての講習。
地域や宗教によって大きく異なり、参加されたみなさんも困った経験を持つ方も多かった様で「リボンがけの商品に熨斗紙を要望された場合は?」「熨斗紙のデザイン違いの意味は?」とたくさんの質問が出ていました。

 

 

 

1日の講習の最後は毎年好評のディスカッションの時間。
「菓子店で働くからこその悩みや話をこの場でたくさん話してください!」との先生の言葉で、グループごとに菓子店の色々なことを話し合いました。
「ラッピング代金ってどのくらいいただいてますか?」「取っ手付きのサービス箱は手提げ袋に入れていますか?」「先入れ先出しってどんな風にして管理してますか?」等、どれも他のお店がどんな風にしているのか気になるけれど聞く機会が無い小さな事を年1回、この講習の機会にみなさん大盛り上がりでお話しされていました。
先生自身もユーモアたっぷりにご自身の体験談を交えお話していただき、笑いの絶えない講習となりました。

 

 

 

途中、東光関東営業部より焼きドーナツ型を使用した新しい菓子の提案があり、みなさんにご試食いただきました。

 

 

 

 

 

 

期間中、TOKO Lab.3階にて内見会も同時開催、通年品の新商品と冬のイベント商品の展示会が行われました。
実際の商品を一堂に集め手に取って検討する絶好の機会という事で、みなさん興味深くご覧になっていました。

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